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酸性雨

Last-modified: 2018-12-18 (火) 12:35:58
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酸性雨(さんせいう)

ふつうの雨よりも酸性の強い雨のこと。 工場の排煙や自動車の排ガスにふくまれている酸化物が,雨にとけて地上に降ってきたもの。なお,火山活動などによって発生する場合もある。

次のような酸性雨による被害が,国境をこえて広まっている。

  • 湖や川を酸性化し,魚を死なせる。
  • 植物を()らす。特にヨーロッパや北アメリカでは,森林の立ち枯れが広まっている。
  • 屋外の建造物をとかす。

【参考】

酸性雨の原因となる酸化物には,硫黄(いおう)酸化物や窒素(ちっそ)酸化物がある。

  • 硫黄酸化物……石油・石炭など硫黄分をふくむ化石燃料を燃焼したときに発生する。日本では高度経済成長期に工場から出る硫黄酸化物による大気汚染(おせん)が大きな問題になった。現在は硫黄を除去する技術の進歩などによって,硫黄酸化物の排出量は減少している。
  • 窒素酸化物……燃料が高温で燃焼するとき,燃料中や空気中の窒素と酸素が結びついて発生する。工場だけでなく自動車や家庭暖房などからも発生するために規制が困難であるが,大きな発生源である自動車の排ガス規制などに力が入れられている。