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金融政策

Last-modified: 2021-04-07 (水) 16:47:55
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公民Aランク

金融政策(きんゆうせいさく)

日本銀行が通貨量を調整したり,利子率を上げたり下げたりすることで,景気の安定化をはかっていること。

資本主義経済では,好景気→景気の後退→不景気→景気の回復といった景気変動はさけられないが,急激な変動による経済の混乱をさけるために金融政策がとられいている。

長い間,日本銀行は一般の銀行に資金を貸し出すときの利子率(これを公定歩合とよんでいた)を上げ下げすることによって通貨量を調整してきた。しかし,金利の自由化や低金利の状態が続いたことから,現在の金融政策は次の公開市場操作が中心になっている。

【公開市場操作】

  • 好景気のとき
  1. 日本銀行が銀行に国債などを売る。
  2. 銀行は国債の代金を日本銀行に支払うので,保有する資金が減る。
  3. 銀行の資金が減るので,銀行から企業への貸し出しが減る。
  4. 通貨量が減少して,経済活動のいきすぎがおさえられる。
  • 不景気のとき
  1. 日本銀行が銀行から国債などを買う。
  2. 銀行は日本銀行から国債の代金を受け取るので,保有する資金が増える。
  3. 銀行の資金が増えるので,銀行から企業への貸し出しが増える。
  4. 通貨量が増加して,経済活動が活発になる。

【参考】

2016年から,日本銀行は日銀当座預金(一般の銀行が日本銀行にあずけてある預金のこと)の一部について,ー0.1%の金利をかけるマイナス金利政策をはじめている。これは,日本銀行に預けると損になってしまうお金が,企業や個人への貸し出しに回されて,経済活動が活発になることを期待したものである。