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鉄器

Last-modified: 2019-06-19 (水) 14:05:26
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歴史Aランク

鉄器(てっき)

鉄製の道具。 同じ金属器である青銅器と比べると,かたくて熱に強いという利点がある。

日本では弥生時代に青銅器と鉄器がほぼ同時に伝わり,鉄器は刀などの武器,(かま)(くわ)などの農具に利用された。古墳時代には渡来人によって鍛冶(かじ)の技術が伝えられ,鉄器の生産がさかんになった。

【参考】

  • 鉄の存在は古代から知られていたが,はじめは地球に落下した隕石(いんせき)にふくまれる鉄(隕鉄)が利用されていた。
  • 鉄鉱石から鉄を取り出す製鉄は紀元前15世紀ごろにヒッタイト(現在のトルコにあたる地域に居住していた民族とその国家の名称)ではじまり,ヒッタイトの滅亡後,世界各地に製鉄の技術が広まったとされている。
  • 地球上では鉄は酸素と結びついて酸化鉄になり,鉄鉱石や砂鉄として存在している。酸化鉄から酸素をうばって金属の鉄にするには,青銅器の製造よりも高温が必要であることから,鉄器の製造は青銅器よりもおくれてはじまることになった。
  • 2009年にトルコ中央部の遺跡から,紀元前2000年頃のものとされる鉄器が発見されている。このため,ヒッタイトの成立以前から鉄器の生産がはじまっていた可能性が指摘されている。