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鉄砲

Last-modified: 2019-07-03 (水) 14:49:06
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歴史Aランク

鉄砲(てっぽう)

1543年伝来 種子島(たねがしま)(鹿児島県)に漂着したポルトガル人によって日本に伝えられた武器。

種子島に漂着した倭寇(後期の倭寇で中国人が中心であった)の船に乗っていたポルトガル人によって,日本に鉄砲が伝えられた。鉄砲はまもなく(さかい)(大阪府)などでつくられるようになり,戦国大名たちはあらそって鉄砲を手に入れた。

【鉄砲伝来の影響】

  • 戦術の変化……1対1の騎馬(きば)戦から,歩兵中心の集団戦法に変わった。織田信長が足軽中心の鉄砲隊を使って武田氏の騎馬隊を破ったという長篠(ながしの)の戦いは有名である。
  • 築城の変化……高い石垣と天守閣(てんしゅかく)をもつ大きな城が,平地につくられるようになった。城のまわりには城下町がつくられ,軍事だけでなく政治・経済の中心ともなった。

鉄砲の伝来は,天下統一の動きをはやめることになった。

【参考】

  • 1543年に日本に伝わった鉄砲は火縄銃(ひなわじゅう)とよばれるもので,(つつ)の先端から黒色火薬と弾丸をつめ,火縄で起爆薬(きばくやく)に点火して発射した。伝来地の名を取って「種子島」ともよばれていた。
  • 火縄銃は15世紀前半にヨーロッパで発明されたものとされる。特にドイツ南部で発達し,戦いで使用されるようになっていった。
  • 火薬を使った武器は,鉄砲(火縄銃)以前にもあった。元寇のときに,元軍が「てつはう」という火薬を使った武器を使用したことが記録されている。