開拓使
Last-modified: 2018-11-08 (木) 14:22:35
Top / 開拓使
開拓使(かいたくし) †
明治時代に北海道の開拓を目的として設置された官庁。 1869年から1882年まで設置された。
【開拓使】
- 1869年……北方の開拓を目的として開拓使が設置される。
箱館 (現在の函館)に出張所が開設される。
- 1870年……
樺太 開拓使が分離されたことから,北海道開拓使と称するようになる。
- 1871年……札幌に開拓使庁が開設される。樺太開拓使と統合されて,再び開拓使と称するようになる。
- 1873年……屯田兵制がはじまる。
- 1875年……樺太・千島交換条約が結ばれ,樺太はロシア領となる。
- 1881年……開拓使の廃止決定にともない,政府は北海道の官営工場や鉱山を,関係の深い大商人に安く払い下げようとした。これが自由民権派の政府攻撃を高めることになり,政府は10年後の国会開設を約束する。
- 1882年……開拓使が廃止され,札幌県・函館県・
根室 県が設置される。
札幌県・函館県・根室県の3県は1886年に廃止され,北海道庁が設置されている。