関東大震災
Last-modified: 2017-04-04 (火) 16:40:43
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関東大震災(かんとうだいしんさい) †
1923年 関東地方南部などをおそった地震と直後の火災による大災害のこと。 地震としての名称は「(大正)関東地震」。9月1日午前11時58分に伊豆大島付近で発生した直下型地震で,マグニチュードは7.9。昼食をつくる時間帯であったことと,おりからの強風が重なって各地で火災が発生し,死者・行方不明者は10万5千人にのぼった。また混乱の中で朝鮮人や社会主義者の虐殺事件もおきている。
震災後,東京や横浜では都市改造が行われ,鉄筋コンクリート製の建築物が増えている。
【関東大震災の死者・行方不明者数について】
関東大震災の死者・行方不明者数は長く約14万人とされてきたが,近年の研究で死者と行方不明者を重ねて記録していた可能性が高いことが指摘され,死者・行方不明者数を約10万5千人とすることが多くなっている。