歴史Aランク
1086年〜 上皇(じょうこう)(位をゆずった天皇のこと)が行う政治のこと。 上皇の御所を院といったことから,院政とよばれる。
白河(しらかわ)天皇は1086年に子に位をゆずって上皇になってからも政治を続けたが,これが院政のはじまりとされる。白河上皇(1096年に出家してからは法皇(ほうおう))は藤原氏をおさえて強力な政治を行ったが,院の警備などに武士を用いたことから,都で武士の力が強まるきっかけになった。