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領海

Last-modified: 2018-12-11 (火) 12:51:01
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地理Bランク公民Aランク

領海(りょうかい)

その国の主権がおよぶ海のことで,国連海洋法条約では沿岸から12海里(約22.2km)以内と定められている。 日本では「領海及び接続水域に関する法律」で沿岸から12海里まで(特定海域は3海里まで)を領海としている。

  • 国連海洋法条約……かつて領海は沿岸から3海里までとされていたが,第二次世界大戦後,12海里や200海里まで領海を広げる国が現れて混乱した。そのため国際連合が中心になって会議が開かれ,1982年に国連海洋法条約が採択された。同条約は1994年に発効し,領海を沿岸から12海里以内,排他的経済水域を沿岸から200海里以内とする現在の体制が確立した。
  • 沿岸……領海や経済水域の基準となる線(基線という)は,低潮線(干潮(かんちょう)時の海岸線)である。海岸近くに島があるときは,海岸の適当な地点間を結んで基線を決めることができる(直線基線)。
  • 陸地と基線の間の海域は内水(ないすい)といい,沿岸国には領土と同じ権限が認められている。なお,瀬戸内海は全体が内水に指定されている。
  • 海里……1海里は1852m。緯度1分(1度の60分の1)の長さに等しく,航海に都合がよいことから,海面上の長さを表す単位としてよく使われる。なお,1時間に1海里を進む速さを1ノットといい,船舶の速さを表すのに使われている。
  • 特定海域……宗谷(そうや)海峡,津軽(つがる)海峡,対馬(つしま)海峡東水道,対馬海峡西水道,大隅(おおすみ)海峡の5つの海峡のこと。公海と公海をつなぐ国際海峡であることから,領海は沿岸から3海里までとされている。(沿岸から12海里までとすると海峡全体が日本の領海になり,外国船の自由な航海ができなくなるため。)