食料自給率
Last-modified: 2018-01-22 (月) 12:45:45
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食料自給率(しょくりょうじきゅうりつ) †
国内で消費する食料のうち,国内で生産できる量の割合のこと。 主食である米などを除いて,日本の食料自給率はたいへんに低く,食料の多くを外国からの輸入にたよっている。
【日本の食料自給率(2016年度概算・農林水産省の発表による)】
- 米……97%(主食用は100%)
- 野菜……80%
- 牛乳・乳製品……62%(飼料自給率を考えに入れると27%)
- 鶏卵……97%(飼料自給率を考えに入れると13%)
- 肉類……53%(飼料自給率を考えに入れると8%)
- 魚介類……53%(食用は56%)
- 果実……41%
- 小麦……12%
- 大豆……7%
穀物 (飼料用をふくむ)……28%
- 穀物は種子を食べるために栽培する農作物の総称で,米,小麦,トウモロコシなどがある。
- 総合(供給熱量ベース)……38%
- 供給熱量は食物を消化して得られる熱量のこと。
世界的な食料不足がおきると,輸入による食料の確保は困難になる。食料自給率を高めることは日本の大きな課題である。