高句麗

Last-modified: 2019-05-13 (月) 15:27:59

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高句麗（こうくり／コグリョ） †

紀元前１世紀頃〜６６８年　中国東北部の南部から朝鮮半島の北部を支配した王朝。　４世紀に楽浪郡(らくろうぐん)をほろぼし，朝鮮半島北部を支配下に置いた。さらに半島南部の百済を攻め，百済と結ぶ倭(わ)（日本）とも戦った。５世紀には都を平壌(ピョンヤン)にうつしている。隋の攻撃を３回にわたって退けたが，６６８年に唐と新羅の連合軍に攻めほろぼされた。

【楽浪郡】

楽浪郡……紀元前１０８年に漢が朝鮮半島北部に設置した行政機関。大陸の文化を朝鮮や日本に伝えて，大きな影響を与えた。３１３年に高句麗にほろぼされた。

帯方郡……２０４年に楽浪郡の南部をふくむ地域に成立した行政機関。邪馬台国の卑弥呼が使いを送ったのは，この帯方郡である（使いは帯方郡からさらに魏の都に送られている）。楽浪郡と同時期にほろんでいる。