農地改革 のバックアップソース(No.2)
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- 1 (2016-06-14 (火) 16:12:19)
- 2 (2019-08-26 (月) 16:54:44)
[[歴史Aランク]] **農地改革(のうちかいかく) [#uf0b07f6] 1945年〜 &color(mediumblue){政府が地主の農地を買い上げ,小作人に売ることによって,自作農を増やした政策。}; [[GHQ]]([[連合国軍総司令部]])の指導のもとに行われた民主化政策の1つである。 不在地主(村に住んでいない地主)の全耕地と,在村地主の約1ヘクタール(北海道は4ヘクタール)をこえる耕地を国が強制的に買い上げ,実際に耕作していた小作人に安く売りわたした。これによって,地主・小作制はなくなり,自作農が大幅に増えて,農業生産が高まることになった。なお,山林の解放(林地改革)も計画されたが,実現しなかった。 -小作人……地主から土地を借りて農業を行っている農民のこと。収穫物の一部を小作料として地主に納めていたが,その負担は大きく,生活は苦しかった。 -自作農……農地を自分で所有している農家のこと。または,そのような農家が行う農業のこと。 【参考】 農地改革の指示は1945年に行われたが,実際の農地買収と譲渡は1947年から1950年にかけて行われている。