トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS


イスラム教 のバックアップ(No.3)



地理Aランク歴史Aランク

イスラム教(いすらむきょう)

7世紀にムハンマドが開いた宗教。 仏教キリスト教とともに,三大宗教の1つとされている。

アラブ人の間で生まれた宗教だが,イラン人,トルコ人などにも広まり,イスラム帝国,オスマン帝国,ムガル帝国などのイスラム教を国教とする大帝国が形成された。 西アジア,南アジア,東南アジア,北アフリカに信者が多い。

【イスラム教の特徴】

  • 唯一神アラーを信仰する一神教である。
  • クルアーン(コーラン)を聖典とする。
  • クルアーンの教えに基づいて,酒を飲まず,豚肉を食べない。
  • 信仰告白・礼拝・喜捨(きしゃ)断食・巡礼を信者の義務とする。
  • 信仰告白……「アラーの他に神はなし。ムハンマドはアラーの使徒である。」と唱えること。
  • 礼拝……1日に5回,聖地メッカに向かって,神に祈ること。
  • 喜捨……収入の一部を貧しい人に寄付すること。
  • 断食……ラマダーン月には,日の出から日没までの間,飲食を行わないこと。
  • 巡礼……メッカのカーバ神殿を訪れること。

【注意】

イスラムはイスラームとも書く。また,イスラム(イスラーム)自体が「神への絶対服従」を意味することから,「教」の字をつけいないで,イスラムとかイスラームとだけ表記することもある。