トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS


バブル経済 のバックアップ(No.4)



歴史Aランク

バブル経済(ばぶるけいざい)

1980年代の後半,日本で株式や土地の価格が異常に高くなったこと。 バブル景気ともいう。バブルは(あわ)のことで,「価格の上昇に中身がないこと」や「いつかははじけてなくなってしまうこと」を表している。

1985年から日本では円高による不景気がおこり,その対策として低金利政策(利子を低くしてお金を借りやすくすること)がとられた。この政策によってお金があまる状態になり,これが株式や土地の購入に集中したため,バブル経済が発生した。

  • 当時は土地の価格はいつまでも上がり続けると信じられていて(土地神話),多くの企業が銀行から資金を借りて,土地を買い集めるようになった。
  • バブル経済の期間は,ふつう1986年12月から1991年2月までとされる。

1990年3月に政府が土地関連の資金の融資(ゆうし)を規制したことがきっかけとなって地価や株価が急落し(バブル崩壊),多くの企業が倒産して日本経済は長期的な不景気におちいった(平成不況)。銀行は貸したお金が返ってこない不良債権を大量にかかえ,経営が破綻(はたん)する銀行も現れた。

【参考】

バブルとよばれる現象は日本に限らず,世界各地でおきている。世界最初のバブルとされるのは17世紀にオランダでおきたチューリップ・バブルで,チューリップの球根の価格が急上昇したあとに一気にさがり,経済が大混乱した。