トップ   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS


世界恐慌 のバックアップ(No.3)



歴史Aランク

世界恐慌(せかいきょうこう)

1929年〜 ニューヨークの株式市場で株価が大暴落(ぼうらく)したことからアメリカで深刻な恐慌がおこり,それが世界中に広まったこと。 「恐慌」は急激な不景気(ものが売れなくなること)を意味する。

第一次世界大戦後,アメリカは世界経済の中心として繁栄(はんえい)し,株式への投資がさかんに行われていた。1929年の株価の大暴落によって多くの銀行が倒産し,銀行から資金を借りられなくなった企業が倒産し,失業者が増えてものが売れなくなり,さらに倒産が増えるといった悪循環(あくじゅんかん)におちいった。

多くの国がアメリカから資金を借りていたことから,アメリカの恐慌が世界中に広まることになった。特にアメリカからの投資で経済の立て直しを進めていたドイツの受けた打撃は大きく,これがヒトラーが政権を獲得する理由にもなった。

  • 株式・株価……株式会社が資金を集めるために発行するものを株式といい,証券取引所で売買される株式の価格を株価という。株価は会社の経営状況などによってつねに変動するので,株価が安いときに株式を買って,株価が高くなったときに株式を売れば,利益を得ることができる。
  • 暴落……急激に大きく下がること。株価が大暴落すれば,株式を買った人の多くが大損害を受けることになる。

【各国の対策】

  • イギリス,フランス……植民地との結びつきを強めて,他国の商品を閉め出した(ブロック経済)。
  • 日本,ドイツ……ファシズムの傾向を強め,軍備増強と対外侵出で不景気からの脱出をはかった。