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[[歴史Ａランク]]
**中大兄皇子（なかのおおえのおうじ） [#c30b3d84]
６２６年〜６７１年 &color(mediumblue){飛鳥時代の政治家で，大化の改新をはじめた。}; のちの[[天智天皇]]である。
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【中大兄皇子・天智天皇】
-６２６年……&ruby(じょめい){舒明};天皇の第２皇子としてうまれる。
-６４２年……母が即位する（&ruby(こうぎょく){皇極};天皇）。
-６４５年……[[中臣鎌足]]らの協力を得て，&ruby(そが){蘇我};氏をほろぼす。皇極天皇が退位し，弟（中大兄皇子にとっては叔父）が即位する（孝徳天皇）。中大兄皇子は皇太子となり，都を&ruby(なにわ){難波};（大阪府）に移し，[[公地公民]]を定めるなど，政治改革をはじめる（[[大化の改新]]）。
-６５３年……孝徳天皇と対立し，臣下たちとともに飛鳥にもどる。翌年，孝徳天皇は難波で死去する。
-６５５年……母が再び即位する（&ruby(さいめい){斉明};天皇）。中大兄皇子は引き続き皇太子の地位につく。
-６６０年……[[唐]]と[[新羅]]が[[百済]]をほろぼす。百済復興のために出兵を決定する。
-６６１年……斉明天皇が死去する。即位せず，皇太子のままで政治を行った。
-６６３年……[[白村江の戦い]]で日本軍が敗れ，朝鮮半島から退く。
--中大兄皇子は唐・新羅からの攻撃にそなえて九州に[[防人]]とよばれる兵をおき，各地に山城や水城を築いた。
-６６７年……都を大津（滋賀県）にうつす。
-６６８年……正式に即位する（天智天皇）。
-６７０年……日本最古の全国的な&ruby(こせき){戸籍};を作成させる。
天智天皇の死後，あつぎきを争う[[壬申の乱]]がおきている。
天智天皇の死後，皇位を争う[[壬申の乱]]がおき，弟が即位している（[[天武天皇]]）。
