京都議定書 のバックアップ(No.1)
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- 1 (2016-06-06 (月) 16:16:53)
- 2 (2016-10-12 (水) 14:14:25)
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- 4 (2017-05-25 (木) 15:31:13)
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京都議定書(きょうとぎていしょ) †
1997年に,温室効果ガスの削減をすすめるために採択された議定書。 議定書は国際会議の議事を記し,関係国の代表が署名した公式報告書のことである。
1997年に開かれた地球温暖化防止京都会議で採択され,2008年から2012年までの二酸化炭素などの温室効果ガスの削減目標が国ごとに定められた。2005年に京都議定書は発効したが,アメリカ合衆国が離脱したり,工業が急成長している中国やインドに削減義務がないことから,効果については,疑問がもたれている。
【2013年以降について】
EU(ヨーロッパ連合)などは,京都議定書の削減義務を継続する第二約束期間(2013年〜20年)に入っている。日本は第二約束期間には入らず,2010年にメキシコで採択されたカンクン合意にもとづく削減を進めている。一方で,京都議定書に参加しなかったアメリカ合衆国や削減義務のなかった新興国もふくめた新しい枠組みづくりの協議がはじまっている。この新しい温室効果ガス削減の枠組みは「ポスト京都議定書」とよばれ(ポストは「〜以後」の意味),2015年までに内容を定め,2020年から新しい枠組みに移行することが目標とされている。