- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
[[歴史Cランク]]
**坂本龍馬(さかもとりょうま) [#p57d5487]
1835年〜1867年 &color(mediumblue){江戸時代末期の志士で,薩長同盟の仲立ちになった。};
----
【坂本龍馬】
坂本家は商家の出身で,土佐藩(高知県)の郷士(下級武士)であった。
-1853年……江戸で剣術を学ぶ。[[ペリー]]来航時は土佐藩邸の警備にあたった。
-1861年……土佐勤王党(土佐藩で[[尊王攘夷運動]]をすすめた結社)に加わる。
-1862年
--3月……土佐藩を脱藩する。
--12月……幕臣の&ruby(かつかいしゅう){勝海舟};の弟子となる。
-1864年
--2月……土佐藩の帰国命令を無視して再脱藩する。
--5月……勝海舟の意見で神戸海軍&ruby(そうれんじょ){操練所};が設立され,坂本が塾頭をつとめる。
--8月……勝の紹介で,薩摩の[[西郷隆盛]]と初対面する。
--11月……江戸に呼び戻されることになった勝が,薩摩藩に坂本らの保護を頼む。
-1865年
--3月……海軍操練所が閉鎖される。
--5月……薩摩藩の援助により,長崎で亀山社中を結成,海運・貿易業にあたる。
-1866年
--1月……坂本の仲立ちで[[薩長同盟]]が成立する(坂本が西郷隆盛を強く説得したという)。直後に京都の寺田屋で幕府の捕り方に襲われるが脱走する。
--1月……坂本の仲立ちで[[薩長同盟]]が成立する(坂本が西郷隆盛を強く説得したという)。直後に京都の寺田屋で幕府の捕り方に襲われるが脱出する。
--2月……[[木戸孝允]]の求めで,薩長同盟の内容を確認する裏書を行う。
--6月……亀山社中のユニオン号で,幕府と戦う長州藩を支援する。
-1867年
--4月……亀山社中を海援隊と改称する。
--4月……土佐藩から脱藩の罪を許される。亀山社中を海援隊と改称し,土佐藩に協力する。
--6月……長崎から出航した船の中で,土佐藩士の後藤&ruby(しょうじろう){象二郎};に新国家の基本方針を説く。これを船中八策といい,[[大政奉還]]の構想がふくまれていた。
--10月……[[徳川慶喜]]が大政奉還を行う。
--10月……土佐藩が大政奉還をすすめる建白書を将軍[[徳川慶喜]]に提出する。慶喜が大政奉還を行う。
--11月……京都の近江屋で元土佐藩士の中岡&ruby(しんたろう){慎太郎};と話していたところを襲われて暗殺される。江戸幕府の京都&ruby(みまわりぐみ){見廻組};の犯行とする説が有力である。
--11月……京都の近江屋で元土佐藩士の中岡&ruby(しんたろう){慎太郎};と話していたところを襲われて暗殺される。暗殺犯は不明だが,江戸幕府の家臣が結成した京都&ruby(みまわりぐみ){見廻組};の犯行とする説が有力である。