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[[歴史Cランク]]
[[歴史Cランク]]・[[公民Dランク]]
**常任理事国(じょうにんりじこく) [#u5e7d290]
&color(mediumblue){国際連合の安全保障理事会の理事国のうち,任期が設定されていないアメリカ・イギリス・フランス・中国・ロシアの5か国のことで,拒否権が認められている。}; [[安全保障理事会]]はこの5つの常任理事国と,総会で選出される10の非常任理事国(任期2年)から構成されている。
&color(mediumblue){国際連合の安全保障理事会の理事国のうち,任期が設定されていないアメリカ・イギリス・フランス・中国・ロシアの5か国のことで,拒否権が認められている。}; [[安全保障理事会]]はこの5つの常任理事国と,総会で選出される10の[[非常任理事国]](任期2年)から構成されている。
安全保障理事化の設置時は,連合国の中心であったアメリカ・イギリス・フランス・中国(中華民国)・ソビエト連邦の5か国が常任理事国であった。
-中国……1971年に[[国際連合]]における中国の代表権を[[中華人民共和国]]が獲得したことから,中華民国([[国民政府]])は国際連合を脱退し,中華人民共和国が常任理事国になった。
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-ソビエト連邦……1991年に解体したことから,ソ連の国際的地位を引き継いだロシアが常任理事国になった。
【安全保障理事会常任理事国の歴史】
-1945年……[[国際連合]]が設置される。同時に安全保障理事会も設置され,[[連合国]]の中心であったアメリカ・イギリス・フランス・中国([[中華民国]])・ソビエト連邦の5か国が常任理事国となる。
-1949年……[[中華人民共和国]]が成立する。国際連合における中国の代表権は中華民国(国民政府)がもち,引き続き常任理事国をつとめる。
-1971年……国際連合の[[総会]]における投票で,中華人民共和国が中国の代表権を獲得する。中華民国は国際連合を脱退し,中華人民共和国が国連加入と同時に常任理事国になる。
-1991年……ソビエト連邦が解体する。ソ連の国際的地位を引き継いだロシアが常任理事国になる。