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最澄 のバックアップ(No.4)



歴史Aランク

最澄(さいちょう)

767年〜822年 平安時代初期の僧で,天台宗を広めた。 伝教(でんぎょう)大師とよばれる。

12歳で出家し,比叡山(ひえいざん)で修行した。桓武天皇の信任を得て,804年に遣唐使とともにに渡り,天台教学を学んだ。帰国後,比叡山の延暦寺(えんりゃくじ)を拠点として,天台宗を広めた。

  • 最澄は788年に比叡山に草庵(そうあん)を建てたが,これが延暦寺の創建とされる。延暦寺という寺号が正式に認められたのは823年である。
  • 天台宗は,の僧智顗(ちぎ)が天台山にこもって大成した,法華経を根本経典とする仏教の宗派。最澄は天台山を訪れて,教えを受けている。(短期間の留学僧であった最澄は天台宗を中心に学んだが,禅や密教も学んでいる。)
  • 最澄は空海から密教の教えを受けているが,後に交流を絶っている。
  • 晩年の最澄は,延暦寺に戒壇(かいだん)(僧に戒律を授けるための場所)を設置することを念願としていた。822年,最澄の死後7日目に,朝廷から戒壇の設置が認められ,延暦寺は奈良を拠点とする旧仏教から独立し,独自に僧が養成できるようになった。