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東廻り航路 のバックアップ差分(No.3)



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[[歴史Dランク]]

**東廻り航路(ひがしまわりこうろ) [#jfc4c64d]

&color(mediumblue){江戸時代に整備された,日本海沿岸から津軽海峡を通り,太平洋岸に沿って江戸に達する航路。}; 東北地方の幕府領の米を江戸に運ぶのに利用された。 
&color(mediumblue){江戸時代に整備された,日本海沿岸から津軽海峡を通り,太平洋岸に沿って江戸に達する航路。}; 東北地方の幕府領の米を江戸に運ぶのに利用された。

それまでは&ruby(ちょうし){銚子};で米を&ruby(にあ){荷揚};げし,&ruby(とね){利根};川や江戸川経由で江戸に運んでいた。東廻り航路は&ruby(ぼうそう){房総};半島沖を通って三崎または下田に至り,そこから江戸湾に入るもので,大量輸送が可能になった。
-以前の航路……&ruby(ちょうし){銚子};で米を&ruby(にあ){荷揚};げし,川船を使って&ruby(とね){利根};川や江戸川経由で江戸に運んでいた。

-東廻り航路

--&ruby(ぼうそう){房総};半島沖を&ruby(うかい){迂回};して,下田または三崎まで行く。

--下田または三崎で風をまって,直接江戸に米を運ぶ。

東廻り航路の開発によって,米の大量輸送が可能になっている。