歴史Cランク
銀閣(ぎんかく) †
足利義政が京都の東山山荘に建てさせた建物。 仏殿と書院造の住宅が結合した建物になっている。正式には観音殿といい,銀閣と呼ばれるようになったのは江戸時代以降である。(金閣と対比した名称であるともいわれる。)
東山山荘の有名な建物としては,他に義政の持仏堂(持仏は身近に置く仏像のこと)である東求堂がある。仏間と書斎があり,書斎の同仁斎は書院造や茶室の源流とされている。
【注意】
東山山荘は後に禅宗寺院の慈照寺になったが,銀閣がある寺ということで銀閣寺とも呼ばれている。テストなどで,建物の名前を答えるときは,銀閣寺ではなく,銀閣と答えるようにしよう。