青銅器 のバックアップ(No.3)
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- 1 (2016-06-13 (月) 16:35:37)
- 2 (2017-03-09 (木) 14:13:28)
- 3 (2019-06-18 (火) 16:48:03)
青銅器(せいどうき) †
おもに古代につくられた金属器。 青銅は銅とすずを混ぜ合わせてできるかたい金属で,文字と青銅器の発明が古代文明の特徴とされている。
金属器として広く使われたのは青銅器と鉄器である。世界的には青銅器の製造と使用が先に広まり,よりかたい鉄器がそれに代わることになった。
【日本における青銅器】
日本では弥生時代に大陸から青銅器が伝わり,国内でも生産されるようになった。
銅鏡 ……青銅製の鏡。日本で発見された銅鏡には,大陸から輸入されたものと,それをまねて日本でつくられたものがある。
銅鐸 ……つり鐘 型の青銅器。楽器であったという説もあるが,はっきりとした用途は分かっていない。
銅剣 ・銅矛 ……青銅製の武器。日本で発見された銅剣・銅矛は武器としては実用性のないものが多く,儀式などで使われたと考えられている。
日本には青銅器と鉄器がほぼ同時に伝わったため,青銅器はおもに祭器(豊作を神に祈る祭りの道具)として使われ,武器や工具には青銅器よりもかたい鉄器が用いられた。