世界地図 の変更点
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[[地理Bランク]] **世界地図(せかいちず) [#u14284ed] &color(mediumblue){世界全体,またはその大部分を表した地図のこと。}; 地球は球体であるため,平面の地図上に面積・方位・角度・距離などをすべて正確にえがくことはできない((球は平面上に展開できない立体である。))。世界地図は,目的に合わせた図法によって作成されているので,各図法の特徴を理解して利用する必要がある。(角度が正しい図法でかかれた世界地図を使って,面積を比べてはいけない!) 【代表的な世界地図の図法】 -メルカトル図法…… 角度が正しい図法で,かつては航海図に利用された。高緯度になるほど,面積が拡大されて表示される(グリーンランドは実際の面積の17倍にもなっている。) -ミラー図法……メルカトル図法では北極・南極が描けないため,経線方向に縮めて,世界全体を描けるようにした図法。角度の正しさは失われている。 -モルワイデ図法……面積の正しい図法だが,高緯度になるほど形のゆがみが大きい。統計図などに使われる。 -サンソン図法……面積の正しい図法。モルワイデ図法と比べると,低緯度のゆがみが小さく。高緯度のゆがみが大きい。 -サンソン図法……面積の正しい図法。モルワイデ図法と比べると,低緯度のゆがみが小さく,高緯度のゆがみが大きい。 -グード図法……面積の正しい図法。低緯度にサンソン図法,高緯度にモルワイデ図法を使い,海の部分に&ruby(だんれつ){断裂};を入れている。 -正距方位図法……中心から見た距離と方位が正しい図法で,最短距離が分かることから,航空図などに用いられる。中心から離れるほど形はゆがんでいる。