南蛮貿易 の変更点
Top / 南蛮貿易
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 南蛮貿易 へ行く。
[[歴史Aランク]] **南蛮貿易(なんばんぼうえき) [#ce36a640] &color(mediumblue){16世紀の中頃からはじまった,日本と南蛮人(ポルトガル人・スペイン人)との貿易のことで,特にポルトガルとの貿易がさかんであった。}; ポルトガルはマカオ(中国),スペインはマニラ(フィリピン)を拠点として,日本に来航した。 -おもな輸入品……鉄砲,火薬,毛織物,中国製の生糸・絹織物 -おもな輸出品……銀,銅,刀剣 江戸幕府の[[鎖国]]政策によって,1624年にスペイン船の来航が禁止され,1639年にポルトガル船の来航が禁止されることによって,南蛮貿易は終了した。 【注意】 生糸はカイコの&ruby(まゆ){繭};からとった&ruby(せんい){繊維};をよりあわせた糸で,絹織物の原料になる。 当時の日本は生糸や絹織物をさかんに輸入していたが,江戸時代になると各地で&ruby(ようさん){養蚕};(カイコを育てて繭をとること)や製糸業がさかんになり,江戸時代末期の開国後は,生糸は反対に主要な輸出品になっている。