参議院 の変更点
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[[公民Aランク]] **参議院(さんぎいん) [#i3ddd806] &color(mediumblue){衆議院とともに,日本の国会を構成する議院。}; [[日本国憲法]]にもとづき,1947年に設置された。 【参議院】 -議員数……245人(2022年から248人) -任期……6年(3年ごとに半数を改選する) -被選挙権……30歳以上 -選挙……選挙区選挙と比例代表選挙を併用 --選挙区選挙(定数147人・2022年から148人)……都道府県を選挙区とする[[大選挙区制]]。 --選挙区選挙(定数147人)……都道府県を選挙区とする[[大選挙区制]]。 ---選挙区選挙で当選人になるためには,有効得票総数÷議員定数÷6以上の得票が必要である。(議員定数は,その選挙で選ばれる議員数のこと。) ---半数改選のため,各選挙区の定数は偶数になっている。なお,定数が2人の選挙区は1回の選挙で1人を選出するので,実質的には[[小選挙区制]]である。 ---2016年から鳥取県と島根県,徳島県と高知県は1つの選挙区に統合されている(合区)。 --比例代表選挙(定数98人・2022年から100人)……全国を1区とする非&ruby(こうそく){拘束};名簿式比例代表制で,有権者は政党または立候補者に投票する。(2019年の選挙から候補者の一部に政党が順位をつける「特定枠」が導入されている。) --比例代表選挙(定数98人)……全国を1区とする非&ruby(こうそく){拘束};名簿式比例代表制で,有権者は政党または立候補者に投票する。(2019年の選挙から候補者の一部に政党が順位をつける「特定枠」が導入されている。) -国会……[[常会]]・[[臨時会]]・[[特別会]] -参議院の緊急集会……衆議院の解散中に緊急の必要があるとき,内閣の求めによって開かれるもので,参議院が国会の機能を代行する。緊急集会の措置は臨時のものなので,次の国会が開かれてから10日以内に衆議院の同意が得られないときは,失効する。 -解散……なし 参議院はもともと1人1人の議員が独立し,衆議院の行き過ぎをチェックする「良識の府」とされていた。 しかし,現在の議員の大半は政党に所属する政治家であり,衆議院とほとんど変わらない状態になっている(参議院の政党化)。このため,参議院を廃止して一院制にすべきであるという意見(参議院不要論)や,選挙制度などを改革して独自性を高めるべきであるという意見(参議院改革論)が出されている。 【参考】 参議院の議員数は,次のように変化している。 -1947年……250人(地方区150人・全国区100人) --都道府県を単位とする地方区制と日本全国を1つの選挙区とする全国区制の組み合わせになっていた。 --1947年に行われた第1回選挙では,全議員を選挙した上で,得票数に応じて上位当選者と下位当選者に分け,下位当選者は第2回選挙,上位当選者は第3回選挙で改選した。 -1970年……252人(地方区152人・全国区100人) --沖縄県の本土復帰にそなえて,沖縄県選出議員2人が追加された。 -1982年……252人(選挙区152人・比例代表100人) --全国区制を廃止して比例代表制(現在の衆議院と同様の拘束名簿式)を導入した。 -2001年……247人(選挙区149人・比例代表98人) --議員数を10人減らしたが,半数改選のため,2004年までは5人減らした247人となった。また,比例代表制が非拘束名簿式に変更された。 -2004年……242人(選挙区146人・比例代表96人) -2019年……245人(選挙区147人・比例代表98人) --議員数を6人増やしたが,半数改選のため,2022年までは3人増やした245人となる。 -2022年……248人(選挙区 -2022年……248人(選挙区148人・比例代表100人)