株主 の変更点
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[[公民Aランク]] **株主(かぶぬし) [#nfbe0857] &color(mediumblue){株式の所有者。}; [[株式会社]]の出資者として,保有する株式数に応じた権利を持っている。 -株主は株式会社の利益の分配である[[配当]]を受け取ることができる。 --配当の額は会社の経営状況によって変わり,場合によっては配当がないときもある(無配という)。 --株式会社によっては,株主にサービスの割引券や商品を無料で提供することがある(株主優待制度)。 -株主は[[株主総会]](株式会社の最高意思決定機関)に参加することができる。1株1票(または1単元1票)の多数決で議決されるので,大株主(多数の株式の所有者)の意思で会社の基本方針や取締役(会社の経営者)が決まることになる。 --近年は,会社が一定の株式数を単元株として定め(例えば100株=1単元),1単元1票の多数決で議決することが多くなっている。この場合,1単元に満たない株式については議決権は無いが,配当などを受け取ることはできる。 -株主は株式市場で所有する株式を売ることができる。株価(株式の価格)は市場の取り引きで決まるが,買ったときよりも高い値段で売ることができれば,利益(キャピタルゲインという)を得ることができる。 -株主は出資額以上の責任を問われることはない。例えば,ある株式会社が大きな借金をかかえて倒産したとする。株主は株式を買った金額分の損失を受ける(株式の価値が無くなるから)が,倒産した会社の借金の返済を求められたりすることはない。 -株主は出資額以上の責任を問われることはない。例えば,ある株式会社が大きな借金をかかえて倒産したとする。株主は株式を買った金額分の損失を受ける(株式の価値が無くなるから)が,倒産した会社の借金の返済を求められたりすることはない。 -ふつう証券会社を通じて証券取引所で株式を売買する。[[株価]]の変動を利用して利益ををあげる(例えば買ったときよりも高い株価で株式を売ることができれば,その差額が利益になる)ことを目的に株主になる場合も多い。 --売り手と買い手の間で直接株式を取引することもある(相対取引)。 -株主が特定の個人とは限らない。[[銀行]]などの[[金融機関]]や関連する企業が株主になっていることが多く,これを法人株主という。